ブックメーカー投資と自転車 [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資は勝率100%です。しかし、そうなるまでには若干のカベがあります。
まず第一に、いくつかのブックメーカーやネッテラー(資金の出し入れに使うネット上の“お財布”)などに登録したり、口座開設を行わないとなりません。基本的には英語を用いて手続きを行うわけで、苦手な人にはちょっと大変かもしれません。
次に、ベットする手順に慣れないといけません。これが、最初のうちはどこを見てどうすればよいのか、なかなかわかりにくいんですね。
でも、これは練習すれば必ずできるようになります。その状況は、自転車に乗る練習をイメージすると良いと思います。
練習していれば、まず間違いなく乗れるようになりますよね。一旦乗れるようになってしまえば、乗ること自体は問題なく余裕でできるようになります。ブックメーカー投資のベットも同じです。
ブックメーカー投資の教材「スリーミニッツキャッシュ」では、そのあたりの練習の仕方などを丁寧に教えてもらえます。
ブックメーカー投資の限界 [ブックメーカー投資]
何回も繰り返し書いているように、ブックメーカー投資は理論勝率100%です。
であれば、複利運用して資金を巨大化できるのでは?
と考えたくなりますが、実際にはそうはいきません。
各ブックメーカーは賭け金の上限を設けているからです。つまり、1回の賭けで大儲けはできないようになっているんですね。
ブックメーカー投資で稼ぐには、せっせと賭けを繰り返して利益を積み上げるしかないわけです。
ブックメーカー投資と取引回数 [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資は、1回の取引でドカーンとは儲けられません。どちらかと言うと少しずつ確実に利益を積み上げていく、というスタイルの投資種目です。
理論勝率が100%なので、あとは、いかに多くの取引をこなすかが利益の大きさを決めます。1回の利益は特に大きくないけれども、やればやるほど儲かる、という感じなのです。
そこで、重要になってくるのが、ブックメーカー投資の出すサイン数です。これは、ソフトによって結構違いがあります。
例えば、スポーツアービトラージャーというソフトでは1日に十数回、スリーミニッツキャッシュというソフトでは1日に300~400回のサインがでます。フィルタリングで安全なアービトラージだけに絞るような処理も行っているので単純には比較できませんが、ソフトによってかなりサインの回数が異なりますね。
ブックメーカー投資のもう1つの魅力(その2) [ブックメーカー投資]
前回の記事で、ブックメーカー投資には、
「経済情勢に左右されない」
という魅力があることを述べました。
本日(3/14)は震災関係で日経平均などが暴落していますが、こういうときに混乱に巻き込まれないのがブックメーカー投資なんですね。基本的に、経済情勢や国内の事件・災害とは関係ない投資手法なので。
普段から、投資資金の1部を、このような性格の投資に回しておくと良いかもしれません。
ブックメーカー投資のもう1つの魅力 [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資の最大の魅力は、(きちんと実践できれば)勝率が100%であることです。エントリー(ベット)した時には「勝ち」が決まっているというのは、すごい事です。
でも、資産運用の手段として見た場合、ブックメーカー投資の魅力は他にもあります。それは、
「経済情勢に左右されない」
ということです。
一般的な投資種目(株式投資、日経平均先物、FXなど)は全て経済的なファンダメンタルズの影響をもろに受けます。だから、経済危機が起こると、自分が参戦している投資種目の全てが一斉に不利な方向に動く、なんて事が普通にあるわけです。
でも、ブックメーカー投資は関係ありません。スポーツの試合などの予想に賭けるギャンブルを両建てしているだけだからです。
ブックメーカー投資を実践していれば、経済危機などの難しい局面でも儲けられるわけですね。
ブックメーカー投資のリスク [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資は理論上の勝率が100%の投資法です。しかし、その事とリスクが無い事は全然別の話です。
つまり、ブックメーカー投資にも損をするリスクがある、ということです。
ブックメーカー投資で損をするパターンは、理屈どおりに賭けられなかった場合と、それ以外に分けられます。
1.理屈どおりに賭けられなかった場合
注文する時にミスをして誤発注すれば、当然、損をすることもあります。
また、ブックメーカー側に注文をキャンセルされて両建て(アービトラージ)が崩れてしまった場合は単なるギャンブルになってしまうので、損をする事があります。
2.その他
利益が発生しても、信用度の低いブックメーカーだとお金を引き出せなくなったりします。
1、2でわかるように、安心して利用できるブックメーカーかどうかが非常に重要なんですね。この様な情報は一般個人ではわかりません。ブックメーカー投資の教材などから情報を得る必要があります。
ブックメーカー投資で勝てるパターン [ブックメーカー投資]
ブックメーカー投資で、必ず勝てる買い方が存在する条件はどんなものなのでしょうか?
これは、ちょっと考えれば簡単にわかります。前回記事の「スペイン vs オランダ」で説明します。いま、ブックメーカー1のスペインのオッズをx、ブックメーカー2のオランダのオッズをyとします。もちろん、xとyは1より大きい数です。
ブックメーカー1 → スペイン:x、オランダ:---
ブックメーカー2 → スペイン:---、オランダ:y
今、ブックメーカー1でスペインにa円、ブックメーカー2でオランダにb円賭けるとすると、両建てで100%勝つために必要な条件は、次のようになります。
ax>a+b ①
by>a+b ②
①②からa,bを消去すると、
(x-1)(y-1)>1 ★
が得られます。
逆に★が成り立てば、
1/(x-1)< r < y-1
を満たすようなrが存在し、
a/b=r
となるように買えば、①②が満たされます。
前回の記事の例では、x=2.5、y=1.8なので、★の左辺は1.2となって条件を満たしています。
ブックメーカー投資って何? [ブックメーカー投資]
単に、試合の勝敗を予想してチケットを買うだけではギャンブルに過ぎません。
ところが、アービトラージ(=裁定取引=両建て)を行うことによって、何と、ギャンブルが「勝率100%の投資」に化けてしまうのです。
その理屈は簡単です。が、少し予備知識が必要です。
日本のサッカーくじの場合、胴元は1つですよね。欧米の場合は胴元のことをブックメーカーと言い、その数は2,000社以上もあります。
そして、重要な事ですが、同じ試合でもブックメーカーごとにオッズが異なるのです。そこにスルドクつけこんで、両建てを行うんですね。
例えば、「スペイン vs オランダ」のサッカーの試合について、2つのブックメーカーのオッズが次のようになっていたとしましょう。
ブックメーカー1 → スペイン:2.5、オランダ:1.5
ブックメーカー2 → スペイン:2.2、オランダ:1.8
この場合、ブックメーカー1でスペインを30,000円、ブックメーカー2でオランダを40,000円買えば、どちらのチームが勝っても利益が出ます。
スペインが勝った場合の利益:
30,000×2.5-(30,000+40,000)=5,000円
オランダが勝った場合の利益:
40,000×1.8-(30,000+40,000)=2,000円
これが、勝率100%といわれる所以です。さらに詳しい情報は、「スポーツアービトラージャー」や「スリーミニッツキャッシュ」を参照してください。